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転職をお考えの方なら、当然専門情報誌やインターネットでの情報収集はされていることとでしょう。
特にインターネットでは、企業情報・採用情報などが転職サイトや企業自身のHPに掲載されており効率のよい情報収集が可能になっています。
しかし、この「簡単便利」には注意が必要です。
通常、採用に関するこれらの活字情報は、求人企業の人事が発信元になっています。
一方で、実際に人員を望んでいるのが誰かといえば、もちろん現場の各部署になります。
社員数が数百人規模の企業の場合、採用部署の求人詳細を現場と同じレベルで理解している人事があっても、人事はその部署だけに最適の人材を採用するとは限 りません。
全社的な視点で採用ポイントを変えることもあれば、選考の過程で現場部署の面接もあるから、現場のニーズの詳細は把握せず、スペックだけを求人情報として出すなど、人事の発信する募集要項などの活字情報には「ウラ」が存在すると認識していただいた方がいいでしょう。
たとえば、募集要項での年齢資格が「35歳以下」となっていても、該当部署の年齢構成によって、実際には30歳前後を採用する意思がほぼ決定している場合や、反対に34、5歳が望まれるケースもあります。
それでも、ある程度の幅を持たせた資格年齢で募集するのが一般的です。
さらには、人事が言及したくて も触れられないことや、現場が人事に伝えきれていない理想の採用人材像などが多々あります。
特に欠員補充の場合は、あらかじめ詳細な人物像が描かれている ことが往々にしてあり、そのままのピンポイントを募集要項にすることができず採用条件では幅があるように見えるが、実は非常に狭き門の求人となることもあ ります。
同じように企業が公表するIR情報も経営状態のすべてを言い表わすものではなく、そこに「ウラ」が存在することは、これまでお勤めになっ た会社に当てはめてお考えいただければ、ニュアンスが伝わるのではないでしょうか。
では、活字情報の「ウラ」を知るにはどうすればいいのでしょう。答えはひとつ、現場を訪れることです。その会社にコネクションがあれば、学生時代のOB・OG訪問のように社員の方のお話を伺うのがベストです。
とはいえ、希望する会社に都合よくコネクションを持たれているケースは非常に稀だと思います。