●「教員試験」の現状
教員になるためには、教員免許状を持っているだけではだめで、公立学校の場合は、教員採用試験を通過して採用されなければいけません。
教員採用試験は、少子化の影響による新規採用の減少、学校の統廃合の進行等により、長らく、高競争率が続いてきました。そのため、大学の教育学部も、学校教員以外の進路にも対応できるよう、カリキュラムが変わってきたほどです。
しかし、2007年前後の団塊の世代の定年退職による欠員増や、少人数学級の増加による教員不足もあり、ようやく、最近は、採用率も上向きになってきています。
また、教員採用試験は、都道府県や政令指定都市別に行なわれるため、地域間による合格率の格差が大きくなっています。
教員採用試験に受かりやすいのは、ベテラン教員が大量に定年退職して教員不足になる、東京や大阪、名古屋などの大都市です。2006年は、特に小学校の採用者数が急増しました。
今後も、教員採用試験の合格率は、毎年変動していくと思われます。教員を目指す人は、最新情報の収集を怠らずに、試験対策をしていきましょう。
▼【教員】のメリット
教員のメリットとしては、主なものは以下のような点です。
(1)男女同一賃金や自発性・創造性を発揮できる職業で将来性がある
(2)60歳定年まで安定した収入が得られる
(3)教員(小、中、高校、養護教諭、盲・聾・養護学校)には、就職先の範囲が広い