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金融業界の転職


●銀行

かつては日系銀行から外資系金融機関へとの流れが主な人材の流れだった銀行ですが、NPL処理などが進み、メガバンクなど大手銀行各社が中途採用を活発化させています。

20代は人物重視で、30代は一定の専門性が求められています。現在最も注目すべきは「数百人規模で営業職を中心とした中途採用」と言うトピックです。銀行出身者だけではなく、金融業界の経験者から幅広く募集しており、それぞれの専門性を生かしています。大規模な中途採用や、人材の流動化というトレンドは定着すると思われます。

●証券

現在の証券会社は、ホールセール・リテール・オンラインなどそれぞれの専門をなくしては語れません。自分の専門性を生かした職種へ転職すべきでしょう。

求人意欲、転職希望者ともに多いのがホールセールの部門ですが、高い専門性が求められています。未経験でホールセールを目指すのは難しいですが、若手であれば可能性があります。また外資系投資ファンドや、日系有名投資会社への転職を希望するケースもありますが、その求人がメディアにでることは少なく、ヘッドハンターや人材紹介会社を通すことが多くなっています。

●生命保険

しばらく続いていた業界の悪循環から脱しつつあり、今後の方向性を問われている時期です。新たな販売スタイルやチャネルの変化が求人状況にも影響を与えています。

「商品開発」「マーケティング」「トレーナー」などの経験者は引く手数多の状態です。新たな販売チャネル「銀行窓販」の登場で「銀行担当」の部署が生まれるなど、新しい職種が登場し求人ニーズが生まれています。

●損害保険

1998年の保険料自由化により大競争時代となりました。代理店などの従来の販売チャネルに加え、直販型のシェアが増加し業界構造が変化しています。現在の損保業界は離職率が低く、あまり採用意欲はないようです。

比較的採用が活発なのは「コールセンターのマネージャー」「代理店の育成」と言った分野になり、保険に対する専門性よりも管理・育成的なポジションでのニーズが強いようです。専門性を求められないため、異業種から金融を目指すには狙い目の業界となっています。

●アセットマネジメント(投資投信顧問事業)

一般公募はせず、ヘッドハンター・人材紹介会社を通して採用されるのがほとんどです。この業界を希望する場合は、人材紹介会社に相談するのがよいでしょう。

●不動産ファイナンス

金融業の中でも新しい分野です。様々な要因により不動産物件の動きが活発化しており、しばらくは好調が続くと思われます。

前職が同業、信託銀行、銀行、大手ゼネコン、不動産ディベロッパー、不動産鑑定事務所などの方が転職で成功する場合が多いようです。募集年齢は幅広く、不動産に関する専門知識があれば大きなチャンスを狙える業種といえます。

●ノンバンク

様々な業態のあるノンバンクですが、専門性の高い職種から一般事務まで幅広く採用意欲が高い業界です。

●コンサルティング

金融コンサルタントは、コーポレートファイナンスに特化したコンサルティングを行う分野で、M&Aや企業再生に分野など、金融機関での経験が生かせる分野です。

20代では、金融機関でコーポレートファイナンスに携わっていた人材を求め、35歳以上ではM&Aの実務経験など即戦力を求める傾向にあります。

●ベンチャーキャピタル

株式公開を目指す優良企業を発掘し支援するベンチャーキャピタル。専業の独立系企業に加え、様々な大手企業が進出しています。

金融経験者だけでなく、IT、バイオなど先端技術の分野に専門知識を持った人材を求められています。様々な経験やスキルに応じた求人があります。



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