●「中小企業診断士」とは
中小企業診断士とは、経営コンサルタントとしての能力を認定する経済産業省管轄の国家資格です。 試験では「ヒト・モノ・カネ・情報」に関する幅広い知識と実践力が問われます。
一般に、スクール通学1・5年、独学5年などといわれる難関資格でもあります。2次試験合 格後、実務補習を経て、中小企業診断士として登録できます。試験は(社)中小企業診断協会が実施しており、1次試験は例年8月上旬、2次の筆記試験は例年 10月中旬、口述試験は例年12月に実施されます。受験資格に制限はない。2004年後の合格率は9.4%です。
企業間の生存競争が激化するなか、業務の効率化や経費削減などを提言できる中小企業診断士にはこれまで以上の期待が寄せられています。
2000年4月には「中小企業指導法」が「中小企業支援法」に改正され、経営整備に悩む会社だけでなく、ベンチャー企業などを含む中小企業の支援ができることになりました。
これにより有資格者には経営、財務、労務に関する高度な知識やコンサルティング能力が必要になり、試験範囲が2001年から大幅に拡大されています。
▼【中小企業診断士】資格取得のメリット
中小企業診断士として独立している者の割合は27.6%(平成17年12月時点)で、有資格者のうちの7割以上は独立開業を行わず、企業内にとどまる「企業内診断士」となっており、他の士業と比較して独立開業するものの割合が低いのが現状です。
これらの理由としては、中小企業診断士試験内容が経営やマーケティング全般におよびビジネスマンの業務に直結する内容が多く、自己啓発として取得するものが多いこと、業務の性質上、独立にあたっては、相応のスキルが必須となる事などが考えられます。